
住まう人の健やかさを、どこまでも実直に見つめる『THE GRANDUO FUTAKOTAMAGAWA』。
前編では各社代表の対談を通じて、次世代の空調システム「THEAR(シアー)」がもたらす“風のない暮らし”の革新性と、その熱い舞台裏を紐解きました。続く後編は、この不快な風のない空間が、実際の暮らしのなかでどのような効果をもたらすのか。その確かな心地よさと魅力を探ります。
お迎えしたのは、開発を主導したグリーンレイズ社代表の藤原淳之介さん、そして、世界の舞台で闘い、誰よりも自身の身体と深く対話し続けてきた柔道家・角田夏実さん。風のない空間に身を置いたお二人が、日々を健やかに営むためのこれからの住まいの美しいあり方を語らい合います。
不快な風のない賃貸住宅 ── 鍾乳洞のような、自然なひんやり感
藤原:本日は『THE GRANDUO FUTAKOTAMAGAWA』に、柔道家の角田夏実さんをお招きしております。
角田:よろしくお願いします。
藤原:よろしくお願いいたします。こちらの空間の第一の特徴は「風が出ない空調」なのですが、いかがですか?なんとなくひんやりしていると感じませんか。これが風のない冷房の体感です。我々はよく「鍾乳洞」に例えるんです。
角田:うーん、確かに。どこかから風が吹いてくるわけではなく、自然になんだかひんやりとする感じで、とても心地いいですね。
藤原:まさにその「風がない」という点が、日常において非常に大きなポイントになります。
角田:風があると、やっぱり乾燥が気になってしまいますよね。風が直接当たるところは冷え切ってしまったり、家の中でも場所を移動しなきゃいけなかったり。「風がない」というのはすごいです。

日常に潜む「無意識のノイズ」からの解放
角田:特に寝室のエアコンの風は気になりますよね。加湿器をつけたり、マスクをして寝たり……毎日それをするのは大変ですし、「加湿器のメンテナンスは大丈夫かな。清潔に保たれているかな」と心配しながら使うこと自体が少し負担でした。それに、つけて寝ても、夜中に無意識にマスクを外しちゃっているんですよね(笑)。パッと起きたときに「あ、喉が乾燥している」と気づいてつけ直すような、そういったストレスがなくなるということですよね。
藤原: その通りです。
角田: 私がものすごく乾燥を気にしていた時期、特に現役の減量中などは免疫が落ちてしまうので、必死に加湿をしていたんです。そうしたら、加湿しすぎて朝起きたら床がベチャベチャになっていたことがあって(笑)。そういった心配をせず、無意識にただ部屋に居る、寝るだけで、朝起きて快適というのはとても素晴らしいことだと思います。
藤原: 実はこれ、フィルターがないんですよ。エアコンのように「フィルターが汚れたら空気が汚れるのでは」という心配や、定期的なお掃除の必要もありません。
角田: メンテナンスを気にしなくていいというのは、とても安心ですね。
藤原: 風が出ない空調には、もうひとつ大きなメリットがあります。一般的なエアコンだと、気流によって床の上にあるハウスダストなどを空気中に巻き上げてしまうのですが、それがない。異物を吸引する恐れもないというところで、身体にとって安心なことばかりなんです。普及しきっていないため初期コストが高いという面はありますが、これはお金で買えない「健康」や毎日の「リラクゼーション」に対する確かな投資だと考えています。

身体と対話し、リカバリーする場所
角田:毎日の目に見えないことだからこそ、投資をする価値があるなとお話を聞いていて思いました。現役のときから私は、自分の身体と一番対話するようにしていて、今でも、「これを取ったら身体にどう影響するのか」といったことを常に意識しています。
藤原:今はお仕事などで疲れるときもあるかと思いますが、リカバリーの面ではどのような工夫をされているのですか。
角田:以前は「身体の疲れ」がほとんどでしたが、今は頭を使う疲れや、慣れない場所での緊張感からの疲れなど、色々な疲れがあります。だからこそ、家にいる時間を大切にするようになりました。
藤原: 実は、この輻射空調システムには、ファイテン(phiten)さんの技術が組み合わさっているんです。パネルの中に「メタックス」の技術が練り込まれていて、光の熱放射で角田さんの身体とエネルギー交換をしています。
自然な温度差で身体を優しく包み込み、心身を芯からリラックスさせる。私自身、ここに1週間ほど滞在したことがあるのですが、驚くほど身体が軽くなりました。単なる温度管理の道具ではなく、毎日の活力を呼び覚ますための装置なんです。
角田:さらに興味がわきますね。ストレスのない空間でゆっくり自分の時間を過ごせたら、リラックスもリカバリーも効率よくできそう。一番は「帰ってきたくなるお家」、自分が素に戻れて安心できる場所にしたいですし、そこを訪れるみんながリラックスしながら、心地よく楽しめる空間にしたい。誰もがリラックスして集まれる家の中に、この空調をうまく取り入れていけたら本当に素晴らしいなと思います。
藤原:ありがとうございます。これからもこの商品をどんどん普及させて、皆様に快適な生活を送っていただけるように努力していきます。本日は素敵なお話をたくさんいただき、ありがとうございました。

角田:本当に素敵な空間を体験させていただきました。私もこれから住まいを考える機会があれば、ぜひ取り入れてみたいと思います。ありがとうございました。
柔道家でもある角田さんがみせてくださった、心身がほどけていくような素直な安らぎ。その確かな体感のなかに、この『THE GRANDUO FUTAKOTAMAGAWA』が目指す暮らしの真のものさしが息づいています。
現代を生きる私たちにとって、真の贅沢とは、エアコンの風や乾燥といった日常の無意識のストレスから解放されること。ただそこに身を置くだけで、身体が自然と健やかに調律されていく──。「THEAR」が叶える、語らずとも伝わる静謐で豊かな日常が、ここにあります。

Hair and Make-up : Ayumi Takahashi
Fashion Styling : Maho Haruki | Wardrobe : Soja
THE GRANDUO FUTAKOTAMAGAWA
〒158-0094 東京都世田谷区玉川2-10-14
角田 夏実|Natsumi Tsunoda
柔道家。1992年生まれ、千葉県出身。2024年パリ五輪柔道女子48kg級金メダリスト。世界選手権でも複数回の優勝を誇る。切れ味鋭い「巴投げ」を武器に世界の頂点で闘う一方、SNSでの等身大の発信でも多くの共感を集める。現在は次世代を見据え、地元での柔道場開設に向けて準備を進めている。
インスタグラムアカウント|@tsunoda_natsumi
藤原 淳之介|Junnosuke Fujiwara
グリーンレイズ輻射空調エンジニアリング株式会社 代表取締役社長。
省エネルギーと高い快適性を両立する輻射空調システム「THEAR」の普及に尽力。設計から保守までを一貫して担う独自の体制を強みに、オフィス、商業施設、住宅など多岐にわたる空間価値の向上と環境負荷の低減を推進している。