FULNESS THE GRANDUO フェイスネットワーク 田中マヤ

「THE GRANDUO」が目指したのは、“気づかない心地よさ”を積み重ねる住まいです。
たとえば新しい家に引っ越すと、気分が変わるように、部屋の光や空気、水の感触、そんな些細なことが、心と体の調子にまで響くとしたら、わたしたちの心身はどう変化するでしょうか。

モデルとして美と健康に日々向き合う田中マヤさんが、フェイスネットワーク代表・蜂谷二郎と語り合うのは、暮らしが静かに自分を整えてくれる住まいについて。生活の背景にあるすべてが、自分の味方になる。そんな“FULNESS”という贅沢について、THE GRANDUO MINAMIAOYAMAで考えました。


心と体が整う、五感で感じる高級賃貸住宅

東京・南青山のTHE GRANDUO MINAMIAOYAMA。その7階住戸に足を踏み入れた瞬間、田中マヤさんは深く息を吸いこみました。「感覚がすっと整い、身体の余分な力が抜けていくようでした」。そう田中さんは話します。

「ストレスって、目に見えるものじゃないですよね」と田中さんに語りかけるのはフェイスネットワーク代表の蜂谷二郎。これまでに300棟以上の住宅開発を手がけてきた経験からたどり着いた結論は、「真に豊かな住まいとは、目に見えない快適さを積み重ねた空間である」ということでした。

THE GRANDUO シリーズで採用される、ナノレベルで空気にアプローチする技術や、全館を浄水する仕組み、そして光の色温度にまで気を配った設計。そのどれもが目に見えないストレスに働きかけ、“心と体が整う場”をつくるための仕掛けです。

「心地よさに、心より身体の方が先に反応したような感覚がありました」と田中さん。心地よさの理由をひとつひとつ説明できなくても、住む人の感覚に自然に作用するよう計算された設計。それが、THE GRANDUOが定義する“FULNESS”です。

 

ナノメタックス空間で体感する、空気が整う住まい

 

FULNESS THE GRANDUO フェイスネットワーク 田中マヤ

“FULNESS”について語る蜂谷が、あらためて田中さんに深呼吸を促すと、田中さんの表情がやわらかくほころびました。「なんだか、吸った空気がやわらかい気がします。緊張がほどけていくような感覚がありますね」。

この空間には、ファイテン社の「ナノメタックスコーティング」が施されています。リラクゼーションやコンディショニングを目的に、医療機関やアスリートにも広く用いられてきた技術で、空間全体に微細な金属水溶液を定着させるものです。そこに滞在する人に対して、リラックスをサポートする働きがあるといい、施工後も洗浄や劣化の影響を受けにくく、半永久的に持続するとされています。

「こういう空気の中にいると、無理にリラックスしようとしなくていいんですね」と田中さん。言葉を探すように天井を見上げたあと、少し姿勢を正して、また静かに息を吸い込んだ。

 

全館浄水システムで実現する、美容と健康にやさしい水の暮らし

 

「ご存知のとおり、美容において水はものすごく重要です」

田中さんの言葉に、蜂谷も大きく頷きます。

「おっしゃるとおり、水は体の内側に入るだけでなく、肌や髪に直接触れるものでもありますからね。水の質が変わると、毎日の体の調子にも確実に差が出ます」

美と健康を追求する田中さんは日々のケアの中で特に水には細かく気を配っているそうです。自宅では浄水器を使い、肌への刺激が少ないように選りすぐりの入浴剤や洗顔料を選び、まだ知らなかった製品や新商品のチェックも怠りません。

「THE GRANDUOでは全館浄水システムの“良水工房”を導入しています」と蜂谷。

「飲み水だけでなく、シャワーや洗面、お風呂の水もすべてろ過されていて、残留塩素やPFASのような成分も大幅に軽減されるんですよ」

FULNESS THE GRANDUO フェイスネットワーク 田中マヤ

「それって、肌の乾燥や髪のきしみにも効果がありますね。毎日浴びる水がやさしくなるなんて、本当に嬉しいです」と笑みを浮かべて話す田中さん。

「飲む水のことは意識していても、お風呂の水まで浄水するのは、自分ではなかなかできないことです。だからこそ、建物全体で設計されていることに意味があると思っています」

飲む水や入浴で使う水だけでなく、水が変わることにより大きな影響を受けるのは、食事です。フェイスネットワークの調査では、塩素が強い水と浄水された水では、スープやお茶の風味に違いが出ることがあると結論づけました。特に、和食の出汁を取る際や白米を炊くときにすっきりとした味わいになり、家庭料理がより美味しく感じられるようです。

 

HUMAN CENTRIC LIGHTINGで整える、睡眠と目覚めの照明設計

 

 

対談が始まった頃には、すっかり日が落ちていました。田中さんと蜂谷が語り合うリビングの照明は、優しい白熱灯の色調に。天井の間接照明が部屋全体を柔らかく照らします。目に優しい温かい光を浴びていると、どこか呼吸まで深くなるようです。

「この照明、すごくリラックスできますね。なんていうか、気持ちよく眠れそう(笑)」と田中さん。

FULNESS THE GRANDUO フェイスネットワーク 田中マヤ
シャツ3万3000円(イウエン マトフ/ユナイテッドアローズ 渋谷スクランブルスクエア店 03-5774-1030)

 

田中さんは冗談めかして話しますが、実際、人間が浴びている光は睡眠の質に影響するとされています。そして、睡眠の良し悪しは肌のコンディションに直結します。つまり、体に良い光は美容に良い、ということです。

「たとえば、寝る直前に高い色温度の光を浴びると、メラトニンの分泌が抑制されて睡眠の質が下がるという研究結果があります。だからこの照明のように、夜は自然と2700K以下の暖色系に切り替わる環境は、美容にとっても理想的なんですよ」と蜂谷。

「HUMAN CENTRIC LIGHTING DESIGN CODEという考え方に基づいて、照明の色温度と光量を生活リズムに合わせて変えています。IoTシステム『HOMETACT』を通じて自動制御が可能で、生活時間帯に応じて最適化されるんです」

人の健康や快適さ、活動リズムに配慮した照明設計の指針に即して自動制御される調光に加え、スマートフォンひとつで家電のコントロールも可能なこのシステムは、暮らしそのものの質を直接的に高めるものです。

「光によって心身のリラックス状態が整うって素晴らしいですね。朝の目覚めがスムーズになることだけでも、美容はもちろん全体的な生活の質の向上に繋がります」と田中さん。朝の目覚めから日中の過ごし方、そして日が落ちたあとの温かなリビングでのくつろぎの時間など、さまざまに思いを巡らせていました。

 

機能を“引き算”した、新しい時代のラグジュアリー住宅

 

対談のなかで、ふと蜂谷が呟きました。

「ウルトララグジュアリーじゃなくて、ウルトラライト。今、目指しているのはそこかもしれないですね」

THE GRANDUOが提供する快適さは、旧時代のラグジュアリーにみられる贅沢な素材や過剰な装飾といったものの先にあるものです。それは、必要なものだけがそっと整っている軽やかさ。そんな新しいぜいたくの姿を、蜂谷は想像しています。

「なんでもできる機能があるより、“やらなくていい”という余白が好きなんですよね」。その蜂谷の言葉に、田中さんも大きく頷きました。

「たしかに、わたしたちの生活は毎日が忙しい。だからこそ、暮らしの中に無理がないことがすごく大事ですし、価値があるものだと思います。新しいことに取り組むことができるのも、気持ちにゆとりや余白があればこそ。そしてそんなゆとりや余白は、自分自身をより大切にしてあげられることにも繋がると思います」

新しい時代の贅沢を表現するTHE GRANDUOシリーズは、きっと分譲住宅であるだろうと“賃貸”であることが見過ごされがちです。一般的に、賃貸住宅で内装や設備にここまでコストと手間をかける事例は少なく、多くの物件が一戸ごとに専用のデザインで設計されている点やFULNESSの導入は、分譲住宅と比較しても見劣りしないどころか、むしろ一歩先を行っています。

「同業他社ではまずやらない」と蜂谷は言う。「でも、入居者の方が“ここにいると落ち着く”と感じてくれるなら、それが一番の価値だと考えています」

設計チームとの数え切れないほどのディスカッションを経て、見えないものに投資して作り出すTHE GRANDUO。贅沢とは静けさの中にあると、ひとつひとつの物件が語りかけてくるようです。

 

 

 

FULNESSが導く、五感にやさしい高級賃貸住宅の価値

FULNESSが与えるものは、どれもが強く体感できることではありません。音が静かに届き、光が自然に身体を包む。水が肌を刺激せず、空気が体の奥まで届く。そんな暮らしが毎日続いていけば、確実に生活の質が変わるでしょう。心地よさの理由を知ることがなかったとしても、自然に心身は整っていく。

「FULNESSって、何か特別なことをするのではなくて、いつのまにか整っているという状態なんです」と蜂谷が言う。「そこに住むことで、生きることそのものが自然といい方向に向かう。そういう場所をつくりたかったんです」

田中さんは、「美容や健康のために“何かを足す”のではなく、“足さなくて済む”ということに、すごく大きな価値があると思うんです」と話す。

美容、そしてそれを支える心と身体のコンディションを深く見つめてきた田中さんならではの言葉だ。

THE GRANDUOは、住まいを通じてひとつの問いを投げかけています。

本当の豊かさって、なんだろう?

その答えは声高に語られることはありません。けれど確かに、ここにあるのです。

 

 

 

Text by AOYAMA Tsuzumi | Hair and Make-up by YAMAGUCHI Yuko

Maya Tanaka|田中 マヤ
ビューティーモデル。1991年モデルデビュー。以来、女性誌や化粧品のCM、広告、トークショーなどで活躍。美容はもちろん、ファッションや食などの情報をインスタグラムで発信し続けている。発酵マイスター&発酵食健康アドバイザー、ホリスティックビューティー検定、AEAJ認定アロマテラピーアドバイザー、ジュニア野菜ソムリエなどの資格多数。2013年に第一子を出産してからは母の顔も。
instagram @tanakamaya__official


Jiro Hachiya|蜂谷 二郎
金融機関で融資担当業務を経験後、2001年に有限会社フェイスネットワークを設立。2006年には株式会社フェイスネットワークへ組織変更。2018年東証マザーズ上場。2021年東証一部上場。2023年プライム市場からスタンダード市場へ移行。「一人一人の夢の実現をサポートするワンストップパートナーであり続ける」という理念のもと、お客様やその家族の人生プランに寄り添うスタイルで事業を展開。城南3区と呼ばれる世田谷区・目黒区・渋谷区を中心に300を超える物件を手掛ける。